kugi's notebook

やったこと、思ったことなどつらつらと書きます

就活中に出会った『彼』の話

はじめに

こちらの記事は広島大学ITエンジニアアドベントカレンダー2020の7日目の記事です。

今回の記事はこれまでの記事とは異なり、走り書きのようなものになってしまいました。なので、YWT(やったこと・わかったこと・次やりたいこと)もありません。

うまく言語化できているかは分かりませんが、最後までお付き合いいただけたらと思います。


本文

これは就活中に出会った『彼』の話だ。

ちょうど就活直前か始まったぐらいで、Twitterでアウトプットをしたり、イベントに参加する機会が増えてきた時期。 ちょうど世界の広さを知ると同時に、他人と自分を比較して少し気持ちが落ち込んでしまった時期。

発言力があってアウトプットも凄まじい、同じ業界志望で21卒の『彼』をTweetを通して知った。

「本当に同じ就活という戦場で戦えるんだろうか…」

そんなすごい『彼』と自分を比べ、メンタル的に苦しくなる。 これが『彼』との出会いだった。

画面越しに一方的に存在を知っている程度だったが、偶然同じ就活逆求人イベントに参加することになる。 そのときの参加者は20人程度で『彼』がどこに座っているか、なんとなくわかった。

ただ、当時一方的にフォローしていたので向こうが自分を知るはずもない。 就活逆求人イベントではTwitterアカウントと中の人が一致したぐらいで終わった。

もう会うことはないと思っていたが、なにかの縁なのか、インターン、説明会、就活イベントなどその後2、3回会うことになる。 会うと言っても、ただすれ違うという感じではなく、席が前後とか隣とかのレベルだ。実際に話をする機会もでき、そこではじめてお互い知り合いになった。

そのときの話から、第一志望の会社がお互い同じことがわかった。 それを知り、さらに焦りと自分へのマイナスな感情が生まれていくのを感じた。

ただ、就活を進めるにつれ、いろんな方と話をしたり自分への理解が深まるにつれ、マイナスに考えても意味がないことに気づいた。 『彼』と比べて、「『彼』のようになりたい」と思うのではなく、「自分は自分の強みで頑張る」

そして、「同じ会社で一緒に働けたら最高だ!!」と思うようになった。

この頃から少し気持ちも楽になり、他人と自分を比べるのではなく、自分の強みを大事にしていきたいと思うようになった。 気持ちが少し晴れたおかげか、選考が近くなると「お互い頑張ろうね!」と自然とDMを送っていた。

そんなこんなで、お互い最終選考まで進み、結果的には自分は落ち、『彼』は受かった。 結果として同じ会社で働くという道にはならなかったが、来年からはお互い同じ業界だ。

今振り返ると『彼』の存在があったから、就活最後まで頑張れたと思う。

「あなたがいたから今の私がある」

というフレーズがあるが、就活に関して言えば本当に『彼』がいたから今の自分があると思う。

最初は一方的に意識していた存在が、最後までお互いを励まし合う「戦友」になれてよかった。 自分の憧れの人になることはできないけど、その人との出会いやその人と関わった出来事は必ず自分を形成する大事な何かになっているはずだと思う。

そんな彼と学生でいるうちに一緒にゲームを作るプロジェクトが始まったのはまた別の話。